2016年4月アーカイブ


収納率.jpg東京に転勤が決まり東京でお部屋探しをする際、

エリアや賃料等の条件が決まって
いざ物件の間取り図を見て

気になってくるのが"収納"

築浅の綺麗な物件にときめいてお部屋を決め、

実際住んでみたら収納が少なくて困ったなんて方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は物件を選ぶ際の " 収 納 " について見ていきたいと思います。

適正な収納量の目安とはどれくらい?


「収納率」という言葉をご存知ですか? 


住宅の床面積に対する収納面積の割合のことです。

収納率の数値が大きくなればなるほど、収納が多いということになります。

算出するときは、一般的にクロゼットや押入れなど、高さが180センチメートル以上ある収納を対象として計算しますので、デッドスペースを利用した小さな収納などは含まれません。

例えば、収納面積が6㎡で専有面積が72㎡であれば6㎡/72㎡≒0.083→8.3%です。この8.3%が収納率です。

一般的にマンションでは8%~10%、戸建では13%程度が必要とされています。

新築マンションのパンフレット等には、収納率が明記されていることも多いのでチェックしてみて下さい。

しかし、マンションを売るために、
なるべく収納率が高くなるよう各社収納率の算出の仕方が異なったりしますので注意が必要です。
数字だけに騙されずにご自身で計算してみて下さいね。

それでは実際に収納率の高い物件を探してみましょう!

適正な収納率が分かったところで、それではこれを目安に東京で住む物件を探してみましょう。
ここでは実際にある物件を参考例にして収納率をみてみましょう。

エリアは"2016年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関東版 "の上位3エリアの物件でみていきます。
企業の社宅の賃料規定が1人暮らしサイズで平均10~8万円の所が多いことから、賃料は一律10万円に。

例に挙げる物件条件をまとめると以下の通りです。
・駅徒歩10分以内
・築15年以内
・賃料10万円
・2016年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関東版上位3エリア

第一位 恵比寿駅

恵比寿図面.jpg

専有面積 21.24㎡
収納面積 0.531㎡
収納率 2.5%

第二位 吉祥寺

吉祥寺図面.jpg

 

専有面積 24.00㎡

収納面積 1.26㎡

収納率 5.25%

 

三位 自由ヶ丘駅

吉祥寺図面.jpg

専有面積 29.81㎡
収納面積 1.16㎡
収納率 3.92%

収納率8%に届かない物件ばかり。。。

理想と現実は大きく違うようですね。
参考に上げた3物件をみると東京で理想の収納率を達成することは難しいそうです。
収納率を満たした物件を探すよりも、収納にしまう荷物を厳選するほうが時間も労力もかからないですみそうですね。

例えば単身用物件サイズで多い1Kのバストイレ別居室6畳のお部屋は専有面積20㎡となります。

20㎡のお部屋で8%の収納率を確保しようとすると1.6㎡必要になります。

ちなみに、1.6㎡がどれくらいの広さかと言いますと・・・

実は押し入れとほぼ同じ広さです。

押入れの標準サイズは幅1.8m、奥行き0.9mなので面積1.62㎡となります。
昔の六畳1間+押入れというつくりは実は理想的な収納率だったようです。

東京で理想的な収納率を確保したお部屋に住みたい場合は、
押入れのある築古のお部屋は狙い目なのかもしれませんね。


東京の家賃は全国でも群を抜いて高額です。

東京暮らし『東京の家賃は、大阪の1.5倍』

過去の記事からもわかるように月額家賃の坪単価平均が8,937円
これを㎡になおすと1㎡あたり1ヶ月約2,708円

これを20㎡のお部屋の理想的な収納面積1.6㎡に換算すると、、、、

収納だけで月々家賃4,332円!!

お洋服や荷物に月々4,332円支払うことになるんですね。。

これは東京都全域の平均家賃でみている金額ですので、
東京23区ならもっと高くなり、
更に中央6区ともなれば、、、、、、恐ろしくなります。。。。


東京転勤で東京に引っ越す際は、

それだけの金額を払う価値のある荷物かどうかを考えて

お引越しの荷造りをするというのも一つの手かもしれませんね。

 

 

それでも収納率の高い物件をお探しの方はこちら

参考:2016年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関東版




株との比較-01.jpg地方から東京にきた方は、地方に比べて賃料が高い
ことやスーパーなどの物価が高いことに驚く方も少なくないと思います。

東京の物価が高いのは過去の記事でもあげている通りです。

過去記事『東京転勤すると、ご飯が高い?』

今までの生活を維持するためには
出費を抑えるか...
お金を増やすか...の選択しかないのかもしれませんが...

好きなことを我慢したり
お給料を上げるのは至難の業だと思います。。。


ましてやこれからの時代、
銀行に預けていても低金利のため意味がない、年金はもらえるかわからない。
また増税や保険料アップ...なんてことも囁かれていて
将来に本当に不安を感じてる方も多いと思います。

そんな将来の不安を少しでも解消するためには
自分のお金は自分で守り、増やしていく必要があるのかもしれませんね。


今の生活のまま、お金を増やしていくための手段の1つとして挙げられるのが投資だと思います。
今回は投資にスポットをあてていきましょう。

ただ投資と一概に言っても、
色々な商品があるから何をしていいかわからない、
なんとなく恐い、などなど素人には難しいと思われている方も多いと思います。


ここでは色々な投資商品と不動産投資を比較していきたいと思います。


まず第1弾は【株式】と【不動産】を比較します。

 

 

株式メリット・デメリット

株式.jpg

不動産メリット・デメリット

不動産.jpg

両者の比較を見てみていかがでしたでしょうか?

手っ取り早く稼ぎたい、一攫千金を狙いたいなら株式がいいのは一目瞭然です。
当たり前ですがその分リスクは高くなりますね。
1秒で何万円、何十万円、何百万円と損をすることもあるみたいです。


それに比べて不動産は短期で稼ぐことは難しいですが
長期的かつ安定的、継続的に収入が得ることができるので
将来のための大きな備えになるのは間違いないのではないでしょうか

東京の不動産投資は手堅い!?!


また不動産を買う=初期投資額が大きい思っている方も多いかと思いますが
実は100万円程度から始められちゃうんです!!

 


不動産は限られた資源なので資産価値が絶対に0になることもないですし、
不動産投資で懸念される空室率も都内なら低いです。


都内の空室率が低いというのは過去の記事でもあげている通りです。
詳しくはこちら →『転勤族がマンションを買うなら東京!?』


100年に1度の...
なんていわれていた2008年から2009年にかけてのリーマンショックの時ですら、
都内の平均賃料は3,212円/㎡から3,146円/㎡、たった66円/㎡下落しただけです


これらを元に考えてみると
東京で不動産投資を始めるのは手堅いのかもしれませんね。


人それぞれ将来に求めていることや、投資スタイルにもよりますが
投資へのリスクに不安を覚えるのであれば、
手堅く安定的な東京の不動産投資から始めてみるのも1つの手かもしれません。

サラリーマンの方々は仕事も忙しく、なかなか投資にかける時間の余裕はないと思います。
不動産投資は、ほとんどが管理会社にお任せなので、自分で時間を割くことは株よりも明らかに少ないです。
そういった意味でも、忙しい方には向いているかもしれませんね。

東京への転勤を機に将来の安定を考えて、
また、楽しみの1つとして東京の不動産に投資してみるの面白いのではないでしょうか。

東京の不動産投資をもっと詳しく知りたい方はこちら

参考文献
(@niftyファイナンス)
(日本財託グループ)
(住友不動産販売)
(東京カンテイ)

自転車通勤-01.jpg

2016年の桜は今週末が満開予報。
4月から東京で新生活をスタートされる方、東京に転勤されてくる方々も、
春の訪れに心躍らせている方も多いのではないでしょうか。

暖かくなると外に出るのも心地よく
桜並木を自転車でサイクリングというのも気持ちいいですね。

今回は、休日だけでなく「平日も自転車に乗ってもいいかも」とお考えの皆様に向けて、
東京での自転車通勤をする際の3つのポイントについてのご紹介です。

まずは
自転車通勤のメリット
自転車通勤のデメリット
からご紹介していきましょう。

【メリットについて】

まずは、自転車通勤のメリットについてです。


1)お金がかからない!

いわずもがな、これが最大のメリットかもしれません。

交通費、維持費がかからないのが自転車通勤の魅力ですよね。
もし新しい自転車を購入したとしても、購入費用もすぐに元が取れちゃいますよね!

2)満員電車、交通渋滞のストレスから解放される

東京の満員電車はものすごい!という記事を以前とりあげました。

自転車通勤をすればこのストレスからもサヨナラです!


3)健康増進&ダイエットになる

こちらも自転車通勤を検討する動機ランキング上位なのではないでしょうか。

わざわざジムに通わなくても、毎日の通勤で運動できるのは魅力ですよね。
適度な運動はストレス解消にも効果的かもしれません。

4)駅、駐車場、時間を気にせずどこでも行ける

駅から遠い場所や駐車場がない場所は足が遠のいてしまうもの。
行動範囲が広がる上、終電の時間まで気にしなくて良くなります。
お昼休みも、ちょっと遠くまでランチなんてことも可能ですね。

5)地球にやさしい

ガソリン・電気を使わないからとってもエコです

6)会社支給の交通費が出るかも

各会社の規定にもよると思いますが、自転車通勤でも交通費が支給されるケースは多いようです。是非会社の規定をチェックしてみてくださいね。

【デメリットについて】


続いてデメリットについてです。

1)何かと天候に左右される

雨が一番分かりやすいデメリットかもしれません。
そして何より夏は暑く、冬は寒い・・・・
汗対策や防寒対策が必要ですね。

2)クルマやバイクに比べて盗難に合いやすい

近年駐輪場は増えてきたとは言え、都内は駐輪場が少ない場所も多いのが現状です。
路上駐輪していたら、お気に入りの自転車がない!なんてことも・・・

3)事故リスク

近年自転車通勤をする人が増加した影響もあり、自転車事故の発生件数は非常に増加しています。十分に注意が必要なデメリットの一つです。
会社の規定によっては労災が降りないなんてこともあるそうです。
最近は自転車保険の種類も多くなってきたので、加入を検討するのも良いかもしれませんね。

4)飲み会に参加できない

警察による取り締まりの実際の有無はさておき、
法的には飲酒運転は禁止です。
法律を遵守する場合は、会社の飲み会等に参加するのが難しくなるかもしれません。
お酒好きには悩ましい問題ですね。
ちなみに、音楽を聞きながらの運転も禁止されています。

5)パンツの消耗が早く、スーツパンツはすぐにテカテカしてくる。

高級なスーツを着用している方は、着替えて乗車するのが得策かもしれません。

6)交通費支給がないかも!?

一度自転車通勤を会社に申請してしまうと、月々の交通費が出ないなんて会社さんもあるようです。交通費の会社規定は確認して損はないでしょう。

【自転車通勤をする為の物件選び気を付ける3つのポイント】

メリット・デメリットをお分かりいただいたところで、
自転車通勤に向いている物件選びについて見ていきましょう。


1)距離

自宅と職場の距離があまりに遠いと、仕事よりも通勤がメインになってしまいます。
適度な距離に住むと自転車通勤が快適です。

しかし、駅からの徒歩分数は宅建業法において
「1分=80m」という基準が定められていますが、
実は自転車移動については、「1分間=●●m」という決まりはありません。


ママチャリ 1分=約250m
スポーツ車 1分=約330m

自転車のタイプや、自転車を漕ぐ人によってどうしても差が
出てしましますが、上記を基準に職場までの距離を設定していくと良いでしょう。


2)実際にかかる所要時間

徒歩分数と同様に、この距離(時間)には、
「上り坂」や「下り坂」「信号待ちの時間」などの要素は含まれていません。

自転車専用レーンがあるような車道が通勤経路のケースと
住宅街のような混み入った道が通勤経路のケースは
同じ距離であっても、当然所要時間は変わってきますので注意が必要です。

3)おすすめの自転車通勤の距離

◎3km 約10分 
今すぐ始めなくちゃ損です!余裕過ぎて物足りなくなる距離です。

◎5km 約20分 
ベストな距離!慣れてくるともう少し走りたくなる余裕が生まれます。数ヶ月で体も程よく引き締まってきます。

○10km 約40分 
夏場は汗対策が欠かせませんが、慣れるとちょうどいい距離です。ダイエットには最適な距離。

○15km 約60分
途中でちょっとした休憩を挟むスタイルがオススメ。慣れてしまえばノンストップで走りきれる距離です。

△20km 約80分
限界に近い距離ですが、コスト削減効果の大きい距離でもあります。体もかなり引き締まります。

×25km 約100分
仕事より通勤がメインになりそう。他の手段との併用で部分的に自転車通勤を検討したほうがいい距離。

職場からの距離を半径で示してくれるサイトも様々あるので
こういったサービスを利用して、概ねの住まい探しをしてみるもの良いでしょう。
半径が地図で分かるサイト「はんけい」

【まとめ】自転車通勤を主眼に置いた物件探しにいて気を付けること

自転車通勤をすることによる物件探し最大のメリットは、

駅からの距離を気にしなくて良いことです。

通常であれば駅から近い物件は家賃が高くなりますが、
同じスペックの家であっても、
駅から遠い物件を選べば、その分家賃が安くなります。

もちろん、雨天時の際は徒歩で駅まで行かないといけないので
一概に駅から遠い物件が良い訳ではありませんが、
自転車通勤の方が電車通勤メインの物件探しよりも
家賃を抑えられる確率は高くなるのは間違いありませんね。

交通費だけでなく、家賃分までお得になってしまう自転車通勤。

是非この機会に検討してみてくださいね。

自転車通勤をする為の物件探しを相談したい方はこちら

このアーカイブについて

このページには、2016年4月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2016年2月です。

次のアーカイブは2016年5月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。