読書好きが東京に転勤したらどこに住むべき?
残暑厳しい今日この頃ですが、
気づいたらあと数日で8月も終えようとしております。
あっとゆう間に秋がきて涼しくなってしまいますね。
そして秋といえば転勤シーズンでもあります。
異動のお達しがでるのでは、、、とドキドキされている方も少なくないのではないでしょうか。
転勤の秋、ではなく、読書の秋だ、という読書好きな方向けに、
今回は”23区別図書館の数を比べてみました。
純粋に図書館の数だけで比較すると、面積の大きい区が多くなる為、
「図書館数/区の面積」で算出しております。
皆が最寄の図書館を利用するとして、各図書館がどれくらいのエリアをカバーしているか。大雑把ですが、この数字が小さいほど最寄図書館への距離が近いと言えます。
1位文京区、2位台東区、3位北区。
21位世田谷区、22位大田区、23位江戸川区。
○8分歩けば1つ図書館が
1位文京区の『1.03平方km/館』という数字は、1館のカバーエリアが半径570mということです。
徒歩が時速4kmとして考えて、徒歩8.58分以内に図書館が1つあるという計算。
23位となってしまった江戸川区ですら、『4.16平方km/館』は1館のカバーエリアが半径1.15km。
計算上、徒歩17.25分以内に図書館が1つあることになります。最下位の密度の区でも計算上は20分かかりません。
この計算で使った面積は、皇居や羽田空港の面積も含まれています。
そういったもののを除いたら、もっと恵まれているという結果になるはずです。
○文京区は勉強する環境が整っている?!
過去の記事で取り上げた私立中学校の数ランキングで文京区は2位でした。
1位は世田谷区だったのですが、世田谷区は面積が広いため、1位になるのも当然なところがあります。
そういった意味で言えば、文京区に住めば学校も図書館も生活同線の中に組み込みやすく、お勉強好きな子供に育ってくれる可能性が上がるかもしれませんね。
3位の北区も、私立の中学校数ランキングで5位と上位です。
図書館や学校へのアクセスだけでみると、このあたりのエリアは勉強する環境が整っているといえるのではないでしょうか。
○東京への転勤は読書が捗る?
今回は均等割りで計算していますが、実際は均等に図書館が配置されているわけではありません。
川などに阻まれて、直線距離は近いのに迂回しないといけないところもあるでしょう。
利用する方としても、実生活に即して考えると、自宅からの単純な直線距離より、
最寄り駅に近いなど生活動線上に近いほうが利用しやすかったりしますしね。
東京都23区で計算すると、
面積 617.18平方キロ / 図書館数 262 = 2.36平方km/館
1館のカバーエリアが半径866mで、徒歩12.99分以内に図書館が1つあることになりました。
東京都には369図書館が存在し、都道府県別図書館数でも断トツの1位です。、
(ちなみに埼玉県は2位ですが、147図書館。)
面積の小さい東京都に他県よりも2倍以上多い図書館があると分かれば、
どんなに図書館から遠い場所よりも徒歩20分圏内という話も頷けます。
東京への転勤は、読書家の方には朗報かもしれません。
秋に東京に転勤されてくる方は、図書館を生活同線にいれて、充実した”読書の秋”を過ごすというのもいいかもしれませんね。
参考
図書館数・密度ランキング―東京図書館制覇!
http://www10.atwiki.jp/etcranking/pages/129.html