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ペット可物件を探す前に知っておきたい5つのこと!注意点やコツ

2021年12月に一般社団法人 ペットフード協会によって発表された全国犬猫飼育実態調査報告書によると最新のペット飼育頭数は【:7106千頭】【:8946千頭】である事が分かりました。単純計算だと、およそ30%の世帯が犬や猫を飼っていることになります。

今回は家族の一員であるペットと暮らす部屋探しについてみていきましょう。

 

ペット可物件は全体の15%程度!?

 

東京都の賃貸物件122,578件のうち、ペット可物件は19,086件。割合としては賃貸物件全体の15.5%程度です。※参考元:CHINTAIネット (2021118日時点の情報)。ここで東京は狭くて住んでる人が多いから、ペット可物件が少ないのでは?と思った方もいるのではないでしょうか。いいえ、東京都はペット可物件の割合が比較的高く、地方に行くほどペット可物件は少なくなる傾向がありました。そう考えるとペットのいる方は東京に越してきた方が有利ですね。

 

ペット可物件を探す際の注意点

 

みなさんも実感している通り、ペット可物件を探すのは通常の部屋探しの非になりません。そこで少しでも負担を軽減してスムーズに部屋探しができるよう、抑えておきたいポイントをここで紹介します!

 

1.飼育できるペットの種類、サイズ、頭数を確認

意外と知られていませんが、一口にペット可・相談可といっても物件によってペットの種類、頭数の条件はバラバラです。『お客様からこの物件ペット相談可って書いてあるのでここにしたいです』と物件を送ってもらうことも多々ございますが、犬はOKでも猫はNGや、犬でも小型犬のみ、更にマンション自体はペット可でも部屋や階数によってはペット不可等、大家さんの意向で条件が細かく違ってきます。また、ハムスターやウサギ、鳥といった動物も犬猫と同様に確認が必要です。残念ながら、ポータブルサイトでそこまで細かい条件で絞りこむことが出来ない為、ペット可の気に入った物件を見つけた際は、逐一問い合わせる必要があります。この作業が想像以上に大変です。

 

そんな問い合わせの時間を短縮するために、最初の問い合わせでできる限り明確な情報をお伝えすることをおススメします!物件によって体重何キロ以下や体高何センチ以下等、制限の仕方もそれぞれ違うため、ペットの種類だけでなく体長や体高、体重等を最初に伝えましょう。例えば、トイプードルだと伺っていて大家さんもOKを出していたのに、実際の大きさは大家さんの想定している小型犬よりも大きく問題になったケースも、、、。

また、管理会社から追加項目の質問等でやりとりに時間がかかっているうちに、他の方に物件が決まってしまったりすることも少なくありません。最初の問い合わせでどこまで明確な情報を伝えられるかが問い合わせの大きなカギとなります。

非常に手間がかかる作業のため、信頼できる不動産会社に一任するのがおススメ

東京暮らしではポータルサイト上のどの物件にも代わりに確認可能!

 

2.引っ越し予算は通常よりも多めに準備

ペット可物件の家賃は通常よりも高く設定されています。ペットを室内で飼うと汚れやキズによって原状回復費が高額になるだけでなく、染みついたペットの匂いは中々とれない為、次から入る入居者が制限されるリスクがあるためです。一般的に家賃は+1~2割、敷金も最+1~2か月となることが多いので、引っ越し資金はゆとりをもっておくのがベストです。

通常の初期費用は約5か月分。ペット可物件の場合は6~8か月分が目安!

3.ペット可以外の条件を緩和する

ここまで見てきた通り、ペット可物件のそもそもの数が少ないため、その他の条件をどこまで緩和できるかがポイントになってきます。駅徒歩を15分以上にする、また築年数が古い物件もねらい目です。また、エリアを広げることも効果的になります。二階以上を希望する方も多いですが、ペットと暮らすなら危険性も低く、騒音の心配のない1階もおススメです。ペットと長く暮らされている方は、一階を好んで探される方もいらっしゃいます。

 

条件を緩和することで、

駅から遠くなったけど、犬のお散歩が出来る場所が物件の近くにあった!

築年数が古くてもリフォームによってお部屋がきれいになっていた!という新しい出会いが広がります。

通常の初期費用は約5か月分。ペット可物件の場合は7~8か月分が目安!

4.契約内容は必ずチェック!

ペットを飼う場合、通常では設定されていない契約条項が追加されるのが一般的です。頭数やサイズの制限、届出の必要や共用部分でのルール等が主な内容となります。この内容を把握せずに違反してしまった場合、違約金が課せられることになってしまいますので必ず理解した上で契約しましょう。

その他、ペット可の物件では退去時に敷金が償却になる物件も多いので、ペットによる設備故障の修理費の負担と合わせて確認しておくと退去時のトラブルが防げます。

ハムスターやウサギ等の小動物や鳥も同様に届出や制限があるので注意!

5.【番外編】ペット共生住宅

最近のペットを飼っている世帯増加に伴って、ペットと暮らすことを前提に考えて作られたペット共生型住宅が存在します。ペットの為の設備が備えてあるだけでなく、ペットと住むことを主体に考えられているため、入居者同士の理解があり、ストレスが少なく暮らせるのも大きなポイントです!以下に代表的な設備をご紹介します。

 

◆共用部分◆

◆各部屋◆

・ペットの足洗い場

・フェンス

・リードフック

・キャットウォーク

・ドッグラン

・くぐり戸

・汚物ダスト

・ペット対応床材・壁紙

・グルーミングルーム

・消臭機能

 

一般的なペット可物件よりも高額になるため、余裕のある方向け!

まとめ

 

ペット可物件が約15%しかないとわかると、ペットとのお部屋探しが大変なのも納得できた方も多いのではないでしょうか。その上、内見前や契約前に確認しないといけないことも沢山で大変!と思われた方も少なくないと思います。しかし、各物件に逐一問い合わせる手間さえ省ければ、確認事項がわかった今、頭を悩ませる必要もありません。

 

東京暮らしでは各物件への問い合わせを一括して行いますので、一度詳細な条件を教えてもらうだけです。ただでさえ時間のかかる物件探しを効率よくしましょう!

お問い合わせはこちら

 

参考URL

2021年(令和3年)全国犬猫飼育実態調査 結果

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://petfood.or.jp/topics/img/211223.pdf