以前、東京23区のエリア分類の記事を書きましたが、
東京の面積の半分は、23区外である26市、5町、8村です。
賃料や、より緑の多い街を求めて、
23区ではなく、26市をお探しの方も多くいます。
そこで今回は東京26市のエリア分けについてです。
まずは東京全体のエリア分けの整理から。
「行政統計上の地域区分」や、「気象庁の予報区」など様々なエリア分けがありますが、「東京暮らし」では、転勤などで東京へ初めて住む方向けに、通勤のしやすさや賃料相場などをベースにエリア分けを行います。
多摩北東部は23区と隣接し、準23区とも言えます。
都心部へアクセスしやすい割に、静かで住みやすい場所として、
26市内では人気のある地域でもあります。
北南部は23区から距離のあるものの、
新宿へは電車1本でいける地域が多いエリアです。
多摩南部は新宿へも電車1本でアクセスできるエリアですが、
神奈川とも隣接しているため、
横浜や相模原へ通勤される方にも便利なエリアとも言えます。
北北部は、車をお持ちの方でしたら、
埼玉へのアクセスの方が便利な場所とも言えます。
多摩西部は、市だけでなく村や町も含むエリアとなり
東京とは思えない程、自然が豊かに残っています。
よく聞く『奥多摩』はこの当たりエリアを指します。
26市は、23区と比較すると賃料相場もかなり低くなっています。
転勤先の勤務地によっては、23区だけに拘らず26市を
候補のエリアにしてもいいかもしれませんね。