転勤されてくる方の中には、家族一緒に転勤先にお引っ越しという方も多くいらっしゃいます。
家族で東京に引っ越してくるとなると、
家賃金額や勤務地へ通いやすい等の条件に加え、
お子様の養育環境も気にされる方が多いです。
そこで今回は、転校生が珍しくないような街、"新参者に優しい街"はどこかを調べるべく、
東京都の区市別転入者数を調べてみました。
平成25年中の区市町村別人口増減数及び人口増減率の上位、下位5地域(総人口)
出典:「東京都の人口(推計)」の概要-25年4月1日現在|東京都
人口増減数のトップ3は1位:江東区(6,871人)、2位:世田谷区(6,803人)、3位:大田区(4,682人)
人口増減率のトップ3は1位:千代田区(3.84%)、2位:中央区(3.06%)、3位:港区(1.81%)
増減数の1位である江東区は、豊洲などにタワーマンションが次から次へと建っていることで、
新しくマンションを買った人などが引っ越してきているというのが一番の要因と考えられます。
増減数・増減率ランキングトップ5に入っている区は、賃料相場が高い区が多いのですが、
江東区はで賃料相場も比較的安いエリアということで、新参者にも、転勤者のお財布にも優しい街といえるでしょう。賃料を安く抑えたい方にはお勧めの街と言えそうです。
増減数が2位の世田谷区は、、、
1)面積が広い(23区内で2位)
2)都心へアクセスしやすいので人気
3)二子玉川エリアの再開発が進んでる
ことが、2位となっている要因だと考えられます。
転入者が多い街は、新参者でも馴染みやすく、暮らしやすい街
かどうかは定かではありませんが、少なくとも、
新参者に慣れている街であることは間違いありません。
お子さんのいる方なら、慣れない土地に転校して、上手に学校生活になじめるのか、いじめられないか、といった不安は少なからずあると思います。新参者に優しい街に住むと、東京へ転勤する不安が一つ解消されるかもしれませんね。