住む場所を選ぶときの重要な要素のひとつに"通勤時間"があります。
東京都にお勤めの方の多くは都心部に会社がある場合が多く、
通勤時間を短くするために高い家賃を払うか、通勤時間を長くしてお安い家賃に抑えるか。
同じ金額なら、通勤時間は短いが狭い物件、通勤時間は長くなっても広めの物件にするか。
はたまた同じ金額同じ広さであれば、通勤時間は短いが古い物件、通勤時間は長いが新築の綺麗な物件にするか。
というような条件で悩まれる方が多くいらしゃいます。
できることなら、
1、綺麗で
2、広くて
3、会社に近い
おうちに住みたいのは当たり前ですが、お財布にも色々事情があるのが現実です。
そこで、今回は【通勤時間と離婚率の関係】について調べてみました。
通勤時間を決めるひとつの基準になるかもしれません。
夫婦の一方が毎日通勤に45分以上かけている場合、離婚率が40%上がる結果になった。
これは、5年の歳月をかけて200万人を対象に調査した結果によるものです。
そしてこの傾向は、熟年夫婦よりも結婚後数年以内の夫婦間で最も顕著だったそうです。
専門家によると、「通勤するだけで長時間かかってしまうと、帰宅した時には家事などを手伝う時間も体力もなくなっているのです。
これが夫婦喧嘩の原因となり、離婚に至るケースも少なくないようです」とのこと。
また、結婚期間がそんなに長くない夫婦間で離婚率が高かったのは、理想と現実のギャップがあるからだそうです。
「特に夫婦のどちらかが専業主婦(夫)の場合、家にいる時間の差が極端に大きくなります。その上通勤時間が長いせいで家にいる時間がより短くなると、
『疲れているし家事をやる時間なんかない』という通勤者と『こっちが全部やって当たり前だと思うな』という専業主婦(夫)とでお互いに不満が募るようになるのです」とのこと。
家族のために郊外に広いおうちに決め、早朝に家を出て帰宅は深夜。
家族のためにそんな大変な思いをしながらがんばって働いているというのに、
離婚する可能性が高まるとは皮肉です。
お子さんの教育の為に郊外に住み、家族と過ごす時間が少なく離婚してしまっては本末転倒ですよね。
世間では結婚して静かな郊外におうちを構えるのが幸せのセオリーのようになっていますが、考え直させられますね。
東京に転勤してくる方は土地勘が薄いので、
おうちを探すにも、電車の状況(例えば乗り換え距離や接続のよさ)がわからず有名な駅であったり、
会社と同じ路線で探される方が大半だと思います。
転勤で東京に住む方は、東京近郊にもともとお住まいの方に比べて、
特定の地域に住みたいor住まなくてもはならい、という事情がない分、
「通勤時間を短くできる」とも言えます。
結果的に、転勤者は夫婦円満になりやすいとも言えますね。
職場近くは家賃が高い、という方でも、
乗り換え1回であっても降りて目の前の電車に乗り換えるだけで
家賃が数万円安くなったり、広いお部屋に住めたりします。
東京は電車やバスといった交通機関が発達しすぎて、
東京にいる人でも全ての路線を把握している人は少ないのではないかと思います。
そういった細かい所まで調べるのは時間も労力もかかりますし、
実際に見に来てみないとわからないことが多いですよね。
東京暮らしでは様々な希望条件を配慮して住む場所を選定しますのでお気軽にご相談下さい。
参考:
「通勤時間が長いと離婚率が上がる」という調査結果
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0527&f=column_0527_014.shtml