地元の人が語る「街」の魅力。
昔から住み、誰よりも地元の良いところ、悪いところをご存じの方に、街の紹介をいただきます。
第4回目は小岩フラワーロード商店街の副会長様より寄稿いただいた記事です。
東京へ転勤される方の住まい探しに有益な情報なこと間違いなしです。
「小岩ってどんなところですか?」3代100年以上、小岩に住み続ける私はよくそのような質問をいただきます。
私の答えは「おいしく、楽しく、人のやさしさを実感できる街」(^_^)/
です。
その答えをご紹介しましょう。
小岩は東西南北に分かれ、JRと京成の駅があります。
都心へのアクセスもしやすく、交通の便もいいです。
都心へアクセスしやすい上に、自然との共生が育まれ、雄大な江戸川と静かな新中川という清流等の自然を身近に感じながら暮らせるところです。
その一方で、JR小岩駅南口駅前には左右、中央と三つの商店街があり、商業で栄えてきた街であることを教えてくれます。
小岩駅前の利便性だけではなく、病院や図書館、公園。さらには、伝統ある小中学校にも恵まれています。
利用駅:小岩駅
利用路線: JR中央・総武線各停錦糸町10分 秋葉原16分
東京 25分 新橋 29分 銀座 33分
※掲載の所要時間は日中平常時
※乗り継ぎ・待ち合わせ、途中停車時間は含まれません
※時間帯により所要時間は異なります ※2014年9月調べ
ワンルーム 5.90万円
2LDK 10.85万円
3LDK 14.47万円
特に「フラワーロード商店街」は、江戸川区を代表する大型商店街であり、江戸川区一の規模を誇ります。
210店舗の専門店と四季を彩る装飾・・
とりわけ七夕飾りとクリスマスイルミネーションは小岩の風物詩とも言え、買い物に一層の楽しさを加えてくれます。
また、40年という確かな歴史を刻む「花壇コンクール/フラワーまつり」におけるスケールの大きなパレードやイベントの数々、さらに初夏を彩る「サマーセール/あさがお市」は、遠方からいらっしゃるお客様も多く、毎年、賑やかに開催されています。
他にも
東小岩には「影向の松」がそびえ立ち、
西小岩には個性的な飲食店が軒を連ね、
北小岩には見事な花を咲かせる菖蒲園。
四季折々の楽しみと毎日の暮らしに役立つ要素が存分にあります。
飲食店の数も多く、お寿司に焼肉、日本そばに中華店、もちろん、人気のイタリアンやフレンチもあります。
世代やジャンルを超えての食のヒットパレードは必ずやご満足いただける小岩地域のセールスポイントです。
コンビニやファミリーレストランなども、充実しています。
こうした元気と活気と本気は、商店街だけでなく、地域のコミュニケートも同様で、太く確かな絆で結ばれております。
「30年の間に70%の確率で起こる」といわれる首都圏直下型地震・・発災時には「自助~共助~公助」を堅守することで生命を守ることができます。
「自分たちの街は自分たちで守る。」という気風と工夫は、
駅前やフラワーロードを中心に設置されている防犯カメラ、自主的な防犯パトロールなどでも発揮されており、治安維持にも力を入れています。
お互いを知ること、街を知ることはいざという時の備えでもあり、そうした意味からも、日ごろの街の交流は小岩地域の大きな特色であり、魅力です。
そんな小岩を「100年たっても栄える街にしよう!」をスローガンにスタートしたのが「小岩駅前周辺地区再開発事業」です。
現在、フラワーロード商店街入り口に地上29階・地下1階の高層複合型マンションの建設が順調に進んでおり、
まもなく、向かい側一帯の通称「631地区」の再開発が着手されてまいります。
さらに、北口や南口駅前の再開発事業も本格的に始まります。
多くの可能性を持った再開発事業が推進されることによって、小岩の地に新たな人口が誕生し、未来への限りない前進が始まるのです。
この夢事業は、小岩駅前だけの問題ではなく、広く小岩の街全体に影響を及ぼすことになります。
新しい家族が集まり、新しい環境の中での日々の暮らし。
刺激的な変化に富んだ駅前空間創造は待ち遠しい限りです。
歴史ある商店街があり、人と人とのやさしい交流ができます。
そんな古き良き日本を残しつつも、再開発により新しく進化する街"小岩"。
これから、新たな住民を数多くお迎えすることになりますが、地方から東京に転勤されてこられた家族にも馴染みやすい街だと思います。
更に、昔ながらの地域力によって、人間関係の希薄な現代社会とは違った暖かさを併せ持っています。
また、江戸川区は「福祉先進国」と謳われてきただけに、子育て世代への施策に充実。幼稚園・保育園への補助金が多く、子育て環境が整っています。
年少人口率(0~14歳までが占める割合)が23区で一番高く、
お子さんのいる転勤族の方にも安心して子育てのできる環境が整っています。
ここで江戸川区の子育て教育支援の施策の一例をご紹介致します。
お仕事などでご家庭での養育が困難なお子さんを、ご家族に代わって家庭的な環境でお預かりします。
子育てのお手伝いをしたいかた(協力会員)と、お手伝いを頼みたい方(依頼会員)がそれぞれファミリー・サポートの会の会員となり、地域で子育ての助け合いを行うものです。
保護者の方が病気、出産、介護、冠婚葬祭、就労などの理由で、一時的にお子さん(12歳以下)を養育できないときに、宿泊を伴った一時預かりを行います。
被保険者が出産したとき、申請により1児につき42万円が世帯主に支給されます。
ここで挙げた施策は一例ですが、近隣に知り合いの少ない転勤家族にとって、
小さなお子さんを預けることが出来るだけでなく、泊りでも子どもを預けることができるというのは大きなメリットになるのではないでしょうか。
古くからの伝統を受け継いでいるからこそ感じる新しい時間への期待。
やっぱり・・「小岩っていいな~」